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種の解説

ガシャモク

学名:Potamogeton lucens L. subsp. sinicus (Migo) H.Hara var. teganumensis Makino

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改訂版RDB2024概説

ガシャモクの写真

撮影:須田隆一

分類群 種子植物
科名 ヒルムシロ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
選定理由
北九州市のため池で1987年に発見された。今回の調査でもこの池で生育を確認した。日本では霞ヶ浦,印旛沼などに生育していたが,いずれも絶滅し,現在はこの池が九州唯一の自生地である。この池では1999年までは旺盛に生育していたが,2000~2001年に生育面積が激減した。その後,水落しの継続的な実施およびコイの除去に伴い,2013年には多数の開花・結実が見られるようになり,現在まで生育状況はおおむね良好である。
危機要因 園芸採取 管理放棄 産地局限
分布情報
北九州市小倉南区

MAP
種の概要
ため池に生える沈水性の多年草。花期は6~10月。ササバモに似るが,葉柄がほとんどないか,あっても短い(1cm以下)。
生息環境
  • 湿原・池
補足情報

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