ヤマタツナミソウ
学名:Scutellaria pekinensis Maxim. var. transitra (Makino) H.HaraMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 本県で従来ヤマタツナミソウとされていた種の実態は,熊谷(2010)の掲載写真よりケミヤマナミキであると考えられる。今回の調査では大部分がケミヤマナミキであることを確認したが,その一方で香春町の1か所のみでヤマタツナミソウと考えられる個体群が現存することも確認しており,25株が林縁に生育している。 |
---|---|
危機要因 | 遷移進行 産地局限 |
分布情報 |
香春町
MAP |
種の概要 | 落葉樹林の縁や明るい林下に生育する多年草。地下に匐枝状の細長い地下茎を出す。葉茎は基部から直立し,上向きの白毛が多い。葉は1~2cmの葉柄があり,卵状三角形,基部は切形か浅心形。5~6月に2~7cmの花序を出し,一方向に偏って花をつけ,開出する腺毛がある。正常花は青紫色で,花冠は15mm前後,基部で約60度に曲がって斜上する。国内では,北海道~九州に分布する。 |
生息環境 |
|