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マルバニッケイ群落

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改訂版RDB2024概説

マルバニッケイ群落の写真

撮影:猪上信義

分類群 植物群落
植生区分 ヤブツバキクラス域自然植生
相観区分 海岸風衝低木群落
RDB2024カテゴリー カテゴリーⅢ
RDB2011カテゴリー カテゴリーⅢ
環境省カテゴリー
選定理由
宗像市(旧大島村)だけに見られる。全国的には,沖縄県(硫黄鳥島),鹿児島県(トカラ列島,屋久島,種子島,宇治・草垣群島,本土南部),長崎県(男女群島)などに分布する日本固有種である。ここは一番近い男女群島からでも300kmほど離れており,北限自生地であることや隔離分布地としても貴重である。種としてはRDB2024絶滅危惧II類に選定されている。
危機要因 道路工事 自然災害 産地局限
分布情報
*宗像市

MAP
群落概要
大島北海岸の岩上,急斜面,崖下,風衝地の尾根などに長さ1km弱に生育している。樹高は1~4m程度の低木状から5~8mの亜高木状まで様々で通常群生するが,一部ではクロマツ,ハマビワ,ハマヒサカキ,シャリンバイ,トベラ,ヤツデなどが混生する。また林床や林縁にはオニヤブソテツ,ホソバワダン,ツワブキ,ダルマギクなどが見られる。
生息環境
  • 海岸
補足情報

20112014版データを見る

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