福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

マルバニッケイ群落

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

改訂版RDB2011概説

分類群 植物群落
植生区分 ヤブツバキクラス域自然植生
相観区分 海岸風衝低木群落
RDB2011カテゴリー カテゴリーⅢ
RDB2001カテゴリー カテゴリーⅢ
選定理由

マルバニッケイの群落は長崎県男女群島,鹿児島県南部,屋久島,種子島,トカラ列島などの海岸風衝斜面に生じ,県内では宗像市大島(北限地)にのみ分布する。優占種のマルバニッケイは,県RDB(レッドデータブック)準絶滅危惧。

危機要因 自然災害 産地局限
分布情報

宗像市(旧大島村)[大島北岸]


MAP
種の概要

深土適潤の緩斜面では群落高は約7,上層にマルバニッケイ,ハマビワ,ハマヒサカキ,マサキ,トベラなどが混生し,林床にノシラン,ツワブキ,ホソバワダン,オニヤブソテツなどが生じる。一方,露岩の多い急斜面では群落高は3~4,ほぼマルバニッケイのみが上層優占種となるほか,林床に隣接する海岸断崖地風衝草原のダルマギク,ハマボッス,ハマナデシコなどが出現する。

生息環境
  • 海岸
補足情報

2001版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.