タブノキ群落
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選定理由 | 本群落は,沿岸の低地,丘陵,離島などに見られ,タブノキが優占し,主にヤブニッケイ,シロダモ,モチノキ,ホルトノキなどの鳥散布種子をつける樹種で構成される。沖ノ島では各所で高木層のタブノキが倒れてギャップが生じている。また,夏季にオオミズナギドリが飛来し,土中に横穴を掘って営巣するため,地表面の攪乱による更新の阻害が懸念される。 |
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危機要因 | 森林伐採 自然災害 その他 |
分布情報 |
北九州市若松区,福岡市西区,宗像市
MAP |
群落概要 | 本群落は,林冠にタブノキが優占するほか,ヤブニッケイ,ホルトノキ,オガタマノキ,モチノキ,カゴノキなどが見られ,林床にはヤブツバキ,アオキ,サンゴジュなどの低木,ムサシアブミ,ノシラン,フウトウカズラ,ホソバカナワラビなどの草本を伴う。沖ノ島では出現種数は少ないものの,林床にオオタニワタリ,ヒゼンマユミなどの南方系植物が特徴的に出現する。ムサシアブミ-タブノキ群集に該当する。 |
特記事項 | 玄海国定公園特別地域,福岡県沖ノ島自然環境保全地域,国指定天然記念物(沖の島原始林),環境省特定植物群落;16,58,106 |
生息環境 |
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