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ヒノキ群落〔自然植生〕

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改訂版RDB2024概説

ヒノキ群落〔自然植生〕の写真

撮影:金子洋平

分類群 植物群落
植生区分 ブナクラス域自然植生
相観区分 冷温帯針葉樹林
RDB2024カテゴリー カテゴリーⅢ
RDB2011カテゴリー カテゴリーⅢ
環境省カテゴリー
選定理由
英彦山地の岩崖上には,ヒノキ自然林が成立しているが,その規模は小さい。また,障子ヶ岳や望雲台の群落は,1991年の台風により甚大な被害を受け,いまだ回復途上である。林床植物にはシカの食痕が部分的に見られるが,岩角地のため比較的被害は少ない。優占種のヒノキは,RDB2024で準絶滅危惧に選定されている。
危機要因 シカ増加 自然災害
分布情報
添田町

MAP
群落概要
ブナクラス域の常緑針葉樹林。岩角地の断崖上に生育する。群落高30mになり,高木層はヒノキのほか,アカガシ,ブナ,ツガなどを伴う。亜高木層はあまり発達せず,ネジキ,リョウブなどが見られ,低木層はアセビ,ハイノキ,ツクシシャクナゲなどで構成される。草本層はツルシキミ,ミヤマシグレ,シシガシラなどが混生する。ツクシシャクナゲ-ヒノキ群集に該当する。
特記事項
耶馬日田英彦山国定公園特別地域,環境省特定植物群落;30,92
生息環境
  • 山地森林
補足情報

20112014版データを見る

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