福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

ミズナラ群落

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

改訂版RDB2024概説

ミズナラ群落の写真

撮影:金子洋平

分類群 植物群落
植生区分 ブナクラス域自然植生
相観区分 落葉広葉樹林
RDB2024カテゴリー カテゴリーⅢ
RDB2011カテゴリー カテゴリーⅢ
環境省カテゴリー
選定理由
鷹ノ巣山では,ミズナラ実生が見られる林分もあるが,多くの林分ではシカ食害の影響が大きく,林床植生は貧弱化している。県内では,ヤブツバキクラス域のマテバシイ群落を中心にナラ枯れ被害が進行しているが,優占種のミズナラはナラ枯れへの感受性が特に高い種であるため,これらの林分にナラ枯れ被害が拡大しないよう対策を取る必要がある。
危機要因 シカ増加 病害虫
分布情報
*福岡市早良区,豊前市,*糸島市,添田町,*築上町

MAP
群落概要
ブナクラス域の落葉広葉樹林。群落高17mになり,高木層はミズナラのほかに,クマシデ,アカシデ,イヌシデ,コハウチワカエデなどを伴う。亜高木層はリョウブ,シラキ,アオハダ,低木層はタンナサワフタギ,ネジキ,コバノミツバツツジなどで構成される。草本層は鷹ノ巣山ではスズタケが優占するが,全く伴わない林分もある。リョウブ-ミズナラ群集に該当する。
特記事項
耶馬日田英彦山国定公園特別地域,環境省特定植物群落;6,27
生息環境
  • 山地森林
補足情報

20112014版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.