ミズナラ群落
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選定理由 | 鷹ノ巣山では,ミズナラ実生が見られる林分もあるが,多くの林分ではシカ食害の影響が大きく,林床植生は貧弱化している。県内では,ヤブツバキクラス域のマテバシイ群落を中心にナラ枯れ被害が進行しているが,優占種のミズナラはナラ枯れへの感受性が特に高い種であるため,これらの林分にナラ枯れ被害が拡大しないよう対策を取る必要がある。 |
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危機要因 | シカ増加 病害虫 |
分布情報 |
*福岡市早良区,豊前市,*糸島市,添田町,*築上町
MAP |
群落概要 | ブナクラス域の落葉広葉樹林。群落高17mになり,高木層はミズナラのほかに,クマシデ,アカシデ,イヌシデ,コハウチワカエデなどを伴う。亜高木層はリョウブ,シラキ,アオハダ,低木層はタンナサワフタギ,ネジキ,コバノミツバツツジなどで構成される。草本層は鷹ノ巣山ではスズタケが優占するが,全く伴わない林分もある。リョウブ-ミズナラ群集に該当する。 |
特記事項 | 耶馬日田英彦山国定公園特別地域,環境省特定植物群落;6,27 |
生息環境 |
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