ブナ群落
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選定理由 | 県内では,標高約800m以上の高標高域にのみ分布し,英彦山地,脊振山地,釈迦岳山地,古処山地,三郡山地に見られる。しかし,英彦山では1991年台風被害により多数のブナが枯死し,面積が大きく減少していることに加え,シカ食害による林床植生の貧弱化も生じている。また,本県を含む九州のブナ群落は地球温暖化の影響により潜在生育域外になることが予測されており,群落維持のための積極的な適応策の必要性が指摘されている(Nakao et al., 2013)。 |
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危機要因 | シカ増加 自然災害 |
分布情報 |
福岡市早良区,飯塚市,八女市,豊前市,筑紫野市,太宰府市,嘉麻市,朝倉市,糸島市,*那珂川市,宇美町,添田町
MAP |
群落概要 | ブナクラス域自然植生を代表する落葉広葉樹林。英彦山や犬ヶ岳では群落高20mになり,高木層はブナのほかに,ミズナラ,クマシデ,イヌシデなどを伴う。亜高木層はコハウチワカエデ,リョウブ,低木層はシロモジ,オオカメノキ,タンナサワフタギ,ベニドウダン,ツクシシャクナゲなどで構成される。草本層は英彦山地ではクマイザサ,釈迦岳山地ではスズタケ,脊振山地ではミヤコザサが優占する。シラキ-ブナ群集に該当する。 |
特記事項 | 耶馬日田英彦山国定公園特別地域,太宰府県立自然公園特別地域,筑後川県立自然公園特別地域,矢部川県立自然公園特別地域,脊振雷山県立自然公園特別地域,環境省特定植物群落;6,29,34,48,69。英彦山ではブナ林再生の取組が実施されている |
生息環境 |
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