ツクシクロイヌノヒゲ群落
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分類群 | 植物群落 |
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植生区分 | 河辺・湿原・塩沼地・砂丘植生等 |
相観区分 | 中間湿原 |
RDB2024カテゴリー | カテゴリーⅠ |
RDB2011カテゴリー | カテゴリーⅠ |
環境省カテゴリー | ー |
選定理由 | 貧栄養なため池の緩傾斜の岸辺で,泥質土砂が堆積した場所に見られる。秋の水位低下に伴い,高さ10~30cm程度の湿生植物からなる群落が形成される。もともと不安定な条件で成立する群落であるが,ため池の改修や管理放棄,イノシシによる強度の攪乱などにより消滅した場所も多い。主構成種のツクシクロイヌノヒゲはRDB2024で絶滅危惧II類に選定されている。本県を基準産地としており,植物種としても貴重である。 |
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危機要因 | ため池改修 水質汚濁 管理放棄 その他 |
分布情報 |
久留米市,八女市,*行橋市,*豊前市,*上毛町,築上町
MAP |
群落概要 | 一年草のツクシクロイヌノヒゲで特徴づけられる小型湿生草本群落で,主に水落し後のため池岸辺に成立し,群落高は10~30cm程度。典型的な場所では,ツクシクロイヌノヒゲやニッポンイヌノヒゲが群生し,サワトウガラシ,ヒナザサ,ミズユキノシタなどが若干混生する。やや砂礫の多い場所ではヒメホタルイやハリイが混生する。 |
特記事項 | 環境省特定植物群落;52 |
生息環境 |
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