クロモジ群落〈個体群〉
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| 分類群 | 植物群落 |
|---|---|
| 植生区分 | ヤブツバキクラス域代償植生 |
| 相観区分 | 落葉広葉樹二次林 |
| RDB2024カテゴリー | カテゴリーⅠ |
| RDB2011カテゴリー | カテゴリーⅢ |
| 環境省カテゴリー | ー |
| 選定理由 | 県内における既知の群落は1か所だけである。当該群落では，遷移進行によって明るい環境を好むクロモジが衰退しつつあるうえ，近年はシカの食害が著しいため，個体数の減少に歯止めがかからず，群落としては成り立たなくなりつつある。クロモジは，RDB2024において絶滅危惧IA類に選定されている。 |
|---|---|
| 危機要因 | シカ増加 遷移進行 産地局限 |
| 分布情報 |
篠栗町
MAP |
| 群落概要 | ノグルミやクヌギ，カラスザンショウなどが約10mの上層，コナラ，クロキ，シロダモなどが4～5mの中層を構成する群落である。この群落の下層に当たる1～2mの層に，ヒサカキやヤブムラサキ，イボタノキなどとともにクロモジが生育している。当該群落は，九州唯一のクロモジの自生地であり，西南限の自生地に該当する。 |
| 特記事項 | 太宰府県立自然公園普通地域，環境省特定植物群落；99 |
| 生息環境 |
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