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種の解説

ハシボソテッポウエビ

学名:Alpheus dolichodactylus Ortmann, 1890

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改訂版RDB2014概説

分類群 甲殻類その他
目名 十脚目
科名 テッポウエビ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
ある程度の個体数が生息している地点は,有明海湾奧部に限られるが,近年は稀である。当海域では,河口域の軟泥干潟の多くは富栄養化による還元化が顕著であり,生息地としては不適になりつつある。
危機要因 海岸開発 水質汚濁 その他 :底質の悪化
分布情報
筑後川,沖端川,矢部川

MAP
種の概要
和歌山県(御坊市),福岡県(上記),佐賀県江北町(有明海)でのみ記録がある。汚染の少ない河口の軟泥干潟を好む。甲長20 mm。
特記事項
日本固有種。東京湾をタイプ産地とするが,関東では原記載以後100年以上にわたって採集記録はなく,当該海域の個体群は消滅した可能性が強い。
生息環境
  • 河口・干潟
補足情報
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