シオマネキ
学名:Uca arcuata (De Haan, 1835)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 博多湾(和白干潟・多々良川・今津湾)と玄界灘(津屋崎・花鶴川など)の個体群はほぼ絶滅。周防灘の個体群(曽根干潟・築上郡上り松川)も危機的な状態にある。個体数の多い有明海でも,河川護岸改修などにより減少している。有明海では,アリアケガニ,ヤマトオサガニなどとともに漁獲され,「がん漬」という塩辛の材料にされている。 |
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危機要因 | 河川開発 海岸開発 その他 :浚渫土砂廃棄 |
分布情報 |
上り松川(築上町),曽根干潟,筑後川,沖端川,塩塚川(柳川市),矢部川など MAP |
種の概要 | 雄は,左右いずれかの鉗脚が巨大化。内湾や河口域の塩性湿地周辺の泥質干潟に深さ最大50 cmの巣穴を掘って生息。大潮満潮線付近を分布の中心とする。甲幅35 mm。 |
特記事項 | 伊豆半島,紀伊半島,瀬戸内海,四国,九州,種子島,沖縄島から記録されるが,有明海・八代海を除けば個体数は少ない。 |
生息環境 |
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