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種の解説

オオヨコナガピンノ

学名:Tritodynamia rathbunae Shen, 1932

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改訂版RDB2014概説

分類群 甲殻類その他
目名 十脚目
科名 カクレガニ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧
選定理由
分布域は比較的広いが,いずれの地域でも個体数は少ない。宿主であるツバサゴカイの生息に適した干潟が減少傾向にあり,生活史の一部をツバサゴカイに依存する本種も激減している。
危機要因 河川開発 海岸開発 産地局限
分布情報
曽根干潟,矢部川など

MAP
種の概要
砂泥底~砂底に生息する多毛類ツバサゴカイの棲管内に共生する。第3歩脚先端が非常に鋭く,ツバサゴカイの頑丈な棲管を切り裂いて侵入,脱出する。同属のオヨギピンノTritodynamia horvathiと同様に,歩脚を用いて遊泳することがある。甲幅20 mm。
特記事項
甲幅10 mm に満たない小型個体がフサゴカイ類の棲管内から得られた例もある。
生息環境
  • 河口・干潟
補足情報

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