オオシャミセンガイ
学名:Lingula adamsi Dall, 1873Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 1927年の柳川沖での採集が,国内初。その後,1980年までに有明海奥部を中心に,湾中央部(熊本市河内町),湾口部(熊本県上天草市松島町)など多くの採集記録があるが,近年の採集記録がほとんどない。 |
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危機要因 | その他 :海岸開発、水質汚濁、産地局限などが考えられるが不明な点が多い。 |
分布情報 |
近年の分布情報は,県内では柳川沖(1992年),三池沖(2005年6月と8月),県外では荒尾干潟(1989年)のみ。長崎県諫早湾南岸神代の潮間帯に多産したが,現在は確認できない。 MAP |
種の概要 | 低潮帯や潮下帯の砂泥底に生息。殻を上,肉茎を下にして潜る。干潟上では,1対の剛毛の束のある殻の前縁か,2~3個の泥の小孔しか確認できないことが多い。殻長70 mm。 |
特記事項 | 1980年以降の採集は,県内の記録を含め3地点4例のみ(上記)。 |
生息環境 |
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