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種の解説

ウミタケ

学名:Barnea (Umitakea) japonica (Yokoyama, 1920)

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 ニオガイ目
科名 ニオガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
県内では有明海沿岸に分布する。有明海では「ねじ」「ねじ棒」「うみたけねじ」と呼ばれる漁具での伝統漁法のほか,近年は簡易潜水器でも漁獲されてきた。魚住(1974)は,大牟田市・柳川市沖での「ねじ」による漁獲を詳細に記録した。柳川市での聞き取りでは,県内の有明海沿岸では減少傾向が続いていたが,最近5年間はほとんど漁獲がなく,市場にも出回っていないという。佐賀県沿岸でも同様に減少している。海洋環境の悪化や継年的な過剰漁獲による絶滅が危惧される。覆砂事業は,本種のような泥底に生息する種に負荷をもたらす可能性がある。
危機要因 海岸開発 水質汚濁 乱獲 その他 :覆砂
分布情報
沖端沖,矢部川河口沖(岡本,1956),有明海(高橋・岡本,1969),大牟田市と柳川市の中間地点の沖合い(魚住,1974)

MAP
種の概要
北海道南部以南~九州,ロシア日本海沿岸,朝鮮半島,中国大陸沿岸に分布。
生息環境
  • 河口・干潟
  • 海域
補足情報
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