ニッポンヨーヨーシジミ
学名:Divariscintilla toyohiwakensis Yamashita, Haga & L?tzen, 2011Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 貝類 |
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目名 | ザルガイ目 |
科名 | ウロコガイ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
選定理由 | 本種は大分県中津市と熊本県上天草市でしか記録されていなかった(日本ベントス学会,2012)が,2011年に福津市津屋崎沖の潮下帯砂底において生息が確認された。本種はシマトラフヒメシャコ Bigelowina phalangium (Fabricius, 1793)の巣穴に共生するが,シマトラフヒメシャコは新宮(浜野,1991),古賀市(小林,2013)で記録されていることから,津屋崎~新宮付近の沿岸にはシマトラフヒメシャコの個体群が存在し,ニッポンヨーヨーシジミも広く分布している可能性が示唆される。 |
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危機要因 | 海岸開発 水質汚濁 産地局限 その他 :ホスト(シマトラフヒメシャコ)の減少 |
分布情報 |
福津市津屋崎(2011年)
MAP |
種の概要 | 殻長4 mm,類円形,薄質,白色半透明,薄い外套膜は殻を覆い,前部に2対,後部に1対と1本の外套触角がある。シマトラフヒメシャコの巣穴の壁面に着生する。 |
生息環境 |
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