福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

チョウセンハマグリ

学名:Meretrix lamarckii Deshayes, 1853

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

改訂版RDB2014概説

画像:ハマグリに似るがより三角形に近い貝。チョウセンハマグリ。砂の上にいる。
分類群 貝類
目名 ザルガイ目
科名 マルスダレガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由

玄界灘・響灘沿岸に分布し,福津市~新宮町にかけては,現在比較的多くみられる。魚住(1998)は福間において「本町海域では絶滅? 1993年以降みられない」としており,近年になって再定着・増加が起きた可能性がある。神湊では少産。糸島市志摩野北産の本種は「野北介(大和本草)」「野北濱栗(目八譜)」として江戸時代から著名であったが,近年は生息がほとんどみられない。周防灘の記録は詳細不明。

危機要因 海岸開発 水質汚濁 乱獲 その他 :海砂採取
分布情報

野北,大原,波津(岡本,1956),玄界灘,響灘,周防灘(高橋・岡本,1969),福間町(魚住,1998),北九州市曽根干潟(九州・琉球湿地ネットワーク,1999);2010年以降の記録:宗像市神湊(口絵写真44),福津市福間海岸,新宮町,福岡市海の中道


MAP
種の概要

本州~九州,朝鮮半島,中国大陸,東南アジアに分布。外洋の低潮帯~水深10 の砂底に生息する。

生息環境
  • 海域
補足情報
Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.