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種の解説

マシジミ

学名:Corbicula leana Prime, 1864

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 ザルガイ目
科名 シジミ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
本種は1980年代半ば以降,全国的に外来種のタイワンシジミ Colbicula fluminea (M?ller, 1774)に駆逐されていることが指摘されている。本県でも外来種と思われる個体群が散見される。分布情報は多いが,外来種との見分けが難しく,アセスメントなどの調査ではCorbicula属として報告されることが増えているためか,2000年代半ば以降の記録が少なくなっている。遺伝子汚染の可能性も含め,本種は危機的状況にあると考えられるため,環境省カテゴリーに準じた。しかし,在来個体群の減少の実態については,詳細・具体的な調査が必要である。
危機要因 河川開発 水路改修 水質汚濁 農薬使用 外来種侵入 異種交雑 :タイワンシジミ
分布情報
遠賀川水系,祓川水系,山国川水系,釣川水系,西郷川水系,御笠川水系,那珂川水系,室見川水系,筑後川水系,矢部川水系などの県内各河川や水路,ため池(春日市白水池など)

MAP
種の概要
殻長30 mm程度。殻色は黄褐色から黒紫色で輪肋が粗く,光沢は鈍い。本州・四国・九州に分布。
生息環境
  • 河川
  • 湿原・池
  • 水田・水路
補足情報
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