クマサルボウ
学名:Anadara (Scapharca) globosa (Reeve, 1841)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 有明海では,かつて多く漁獲されていたが,1995年以降,激減している。1989年の調査(古賀,1991)では比較的多くの地点で生息が確認されているが,2007年の調査(吉田ほか,2009)では確認地点の減少が認められる。2007年の調査では筑後川河口沖に高密度生息域が確認されている(吉田ほか,2009)。周防灘では近年,確認されていない。福津市・博多湾・加布里湾でも稀に産出がみられるが,近年は生息が確認されていない。 |
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危機要因 | 海岸開発 水質汚濁 産地局限 |
分布情報 |
周防灘,有明海(高橋・岡本,1969),柳川市沖端(佐藤,1973),加布里湾,博多湾(岡本,1977);柳川市沖端川河口沖(2005年),福津市福間海岸(泊秀治標本) MAP |
種の概要 | 瀬戸内海,有明海,九州北岸,中国大陸南部,東南アジアに分布。内湾の低潮帯~水深25 に生息。 |
生息環境 |
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