福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

ケガイ

学名:Trichomya hirsuta (Lamarck, 1819)

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 イガイ目
科名 イガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
過去に県内の多くの地点から記録されている。博多湾では1940年代には,福岡市中央区西公園の磯や,同・地行の下水排出口にクログチXenostrobus securis (Lamarck, 1819)とともに多産したが,その後かなり早い時期に,博多湾周辺ではみられなくなった(岡本正豊,未発表:口絵写真32)。佐藤(1978c)は,県内において「稀種」としており,当時既に普通にみられなかったと考えられる。近年,アセスメント資料で曽根干潟周辺から記録されているが,著者らは標本を未確認。それ以外の近年の報告例はなく,大きく減少したと考えられる。
危機要因 海岸開発 水質汚濁
分布情報
深江,桜井,西浦,宮浦,大原,今津,生松原,小戸,残島,地行,西公園,鵜来島,西戸崎,志賀島,神湊,鐘崎,波津,岩屋(岡本,1956),玄界灘,響灘,博多湾(高橋・岡本,1969)

MAP
種の概要
日本産は小型で殻長30 mm,密な殻毛に覆われる。福島・能登~九州,中国大陸沿岸,西太平洋に分布。
生息環境
  • 海岸
  • 海域
補足情報
Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.