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種の解説

クルマヒラマキ

学名:Hippeutis cantori (Benson, 1850)

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 異鰓目
科名 ヒラマキガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
2001年版では情報が少なく絶滅危惧Ⅰ類とされていたが,県内に比較的広く分布する。福岡市では過去の生息地が消滅している。本種はミズゴマツボ同様に,海岸汽水域に近い淡水に生息することが多い。生息には水質や底質環境,水草や水際の植物などが良好に保たれていることが必要で,河川改修や圃場整備による減少が心配される。また,今後は他のヒラマキガイ類と同様に近縁の外来種の移入にも留意しておく必要がある。
危機要因 湖沼開発 河川開発 湿地開発 ため池改修 水路改修 水質汚濁 農薬使用 外来種侵入
分布情報
福岡市西新町西ヶ崎・鳥飼・福岡城,小郡町八坂(高橋・岡本,1969),福間町(魚住,1998);遠賀川水系,筑後川水系,矢部川水系,北九州市,福津市,久留米市,大牟田市など

MAP
種の概要
殻幅10 mm程度の平たいレンズ形の左巻の巻貝。近畿地方から沖縄県に分布する。別名レンズヒラマキ。
生息環境
  • 河川
  • 湿原・池
  • 水田・水路
補足情報

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