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種の解説

キヌカツギハマシイノミ

学名:Melampus sincaporensis Pfeiffer, 1855

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 異鰓目
科名 オカミミガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
県内では周防灘・玄界灘・博多湾・有明海沿岸の河口域に生息する。生息地は限定的で,個体数も少ない場所が多い。博多湾の樋井川河口では絶滅した。内湾の海岸湿地や河口汽水域の高潮帯に生息するため,河川改修などによって,生息地が開発されることが多い。
危機要因 河川開発 海岸開発 湿地開発 水質汚濁
分布情報
樋井川河口,和白(岡本,1956;高橋・岡本,1969),宗像市釣川河口(1971年),吉富町,糸島市千早新田,柳川市沖端川河口(福岡県環境部自然環境課,2001);2000年以降の記録:行橋市,北九州市曽根干潟,福岡市雁ノ巣・和白・今津干潟,有明海塩塚川・矢部川河口

MAP
種の概要
殻長10 mm,卵円形,やや薄質,茶~黒褐色で色帯があり,やや薄い殻皮を被る。三河湾~九州,朝鮮半島,中国大陸,シンガポールに分布。
生息環境
  • 河口・干潟
補足情報

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