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種の解説

ナラビオカミミガイ

学名:Auriculastra duplicata (Pfeiffer, 1854)

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 異鰓目
科名 オカミミガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
県内では周防灘・博多湾・加布里湾・有明海沿岸の河口域に生息し,下記には近年も生息が確認されている地点を挙げた。個体数は少ない場合が多い。河川改修などによって,生息地は危機にさらされている。
危機要因 河川開発 海岸開発 湿地開発 水質汚濁
分布情報
吉富町,行橋市,北九州市曽根干潟,福岡市雁ノ巣・和白・多々良川・今津干潟,糸島市泉川・千早新田,有明海筑後川河口・塩塚川河口・矢部川河口

MAP
種の概要
殻長9 mm,卵円形,やや厚質,緑黄褐色,内唇下部に1歯,軸唇に2歯があり,外唇は肥厚しない。三河湾~九州,朝鮮半島,中国大陸に分布。本種は流木や石などの下に多く,石と土の隙間やカニ穴などを利用する半地中生活者で,河川の粘土質の土手では地中の隙間に多数の個体が生息していることがある。
生息環境
  • 河口・干潟
補足情報

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