福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

オリイレボラ

学名:Scalptia (Scalptia) scalariformis (Lamarck, 1822)

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 新生腹足目
科名 コロモガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由

かつては博多湾でも多くの記録があるが,近年は確認されておらず,絶滅した可能性がある。周防灘沿岸でも近年の記録はない。柳川市沖などの有明海沿岸では,安定した個体群がみられる。有明海以外では,危機的な状況で,絶滅が危惧される。

危機要因 海岸開発 水質汚濁
分布情報

生松原,地行,西公園,湊町,箱崎,多々良,黒崎(岡本,1956),博多湾,周防灘,有明海(高橋・岡本,1969),北九州市曽根干潟(九州・琉球湿地ネットワーク,1999),柳川市沖端川河口沖,矢部川河口沖(福田,2003);柳川市沖(2010年),矢部川沖(2006年)


MAP
種の概要

殻長25 mm,殻は厚く,規則的な強い縦肋があり,螺肋は弱く,茶褐色で,細い白色帯を持つ。房総半島~九州,朝鮮半島,中国大陸沿岸,インド-西太平洋区に分布。低潮帯~水深20 の砂泥底に生息。

生息環境
  • 海域
補足情報
Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.