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学名:Babylonia japonica (Reeve, 1843)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 本種は船底塗料や漁具に用いられる有機スズ化合物に起因するインポセックスにより,各地で個体群が衰退した。福間では1970年代半ばから,有明海では1980年代にほとんどみられなくなった。こうした傾向は2000年代まで続いていたが,近年は復活傾向にあり,行橋市・福津市・有明海で生息が確認され,有明海では漁獲も復活している(口絵写真18)。博多湾では過去には普通にみられたが,現在まだ生息が確認されていない。 |
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危機要因 | 海岸開発 水質汚濁 乱獲 その他 :インポセックス |
分布情報 |
玄界灘,響灘,博多湾,周防灘(高橋・岡本,1969),糸島郡芥屋(泊,1998),福間町(魚住,1998),北九州市曽根干潟(九州・琉球湿地ネットワーク,1999);福津市福間(2012年),行橋市(2013年),有明海峰ノ洲(2013年) MAP |
種の概要 | 北海道南部~九州,朝鮮半島に分布。内湾~外洋の低潮帯~水深50 の砂泥底に生息する。 |
生息環境 |
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