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種の解説

ヒロオビヨフバイ

学名:Zeuxis succinctus (A. Adams, 1852)

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 新生腹足目
科名 オリイレヨフバイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由

博多湾,周防灘,有明海から記録があるが,近年は有明海沿岸でのみ生息が確認されている。外来種のカラムシロ Zeuxis sinarus (Philippi, 1851)は,本種と生息環境が重複するため,生息の脅威となると考えられる。カラムシロは,県内の有明海沿岸でも増加していたが,近年は減少傾向にある。

危機要因 海岸開発 水質汚濁 外来種侵入 :カラムシロ その他 :インポセックス
分布情報

箱崎,蓑島,黒埼(岡本,1956),博多湾,周防灘,有明海,福岡市箱崎(高橋・岡本,1969),北九州市曽根干潟沖(土田ほか,1991),柳川市沖端川河口(小菅ほか,1998),柳川市沖端川河口沖(福田,2003);2000年以降の記録:有明海沿岸


MAP
種の概要

殻長20 mm,縫合下と殻底に螺条を備えるが,体層中央部は平滑。瀬戸内海,有明海,朝鮮半島,中国大陸,インド-西太平洋区に分布。内湾の中・低潮帯~水深10 の泥底・砂泥底に生息する。

生息環境
  • 海域
補足情報
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