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種の解説

アズキガイ

学名:Pupinella (Pupinopsis) rufa (Sowerby, 1864)

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改訂版RDB2014概説

画像:殻が紡錘形で殻表は平滑,茶褐色。殻口が丸い貝。アズキガイ。画像は、林を見上げたものと、アズキガイの写真。
分類群 貝類
目名 新生腹足目
科名 アズキガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由

県内での分布地は限定的で,また糸島市を除き確認は20年以上前と古い。糸島市では個体数が極めて多いが,分布範囲は限定的である。近年,糸島市の生息地では松が枯死したために海岸林が草地となり,マツクイムシ防除の農薬散布が行われた。環境の変化と農薬による個体数の激減が危惧されている。

危機要因 農薬使用 植生変化
分布情報

北九州市小倉南区呼野,香春町香春岳,添田町英彦山,豊前市犬ヶ岳,宗像市吉留,新宮町立花口,八女市矢部村,糸島市志摩小金丸(口絵写真4)


MAP
種の概要

殻長12 mm程度。殻は紡錘形で,殻質厚く,堅固,殻表は平滑で,茶褐色。殻口は丸く,口縁上部に溝がある。山地,或いは海岸の林床の落ち葉下に生息する。

生息環境
  • 海岸
  • 低地森林
  • 山地森林
補足情報

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