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種の解説

ウスハマグリ

学名:Pitar kurodai Matsubara, 2007

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 ザルガイ目
科名 マルスダレガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
過去に県内各地で記録されているが,近年は福津市でしか生息が確認されていない。糸島市寺山では1970年代には多くみられたが,激減した。博多湾でも近年は確認されていない。本種は全国的に見ても,湾口部や外洋に面した海域に生息地が残っているが,内湾域では減少傾向が強く,消滅した産地が多い。本県でも,内湾域で生息地・個体群が大きく減少したと考えられるため,重い評価とした。
危機要因 海岸開発 水質汚濁
分布情報
深江,大原,今津,今宿,生松原,小戸,残島,西戸崎,志賀島,津屋崎,神湊,波津(岡本,1956),大牟田市三池沖(波部・田中,1959),玄界灘,響灘,有明海(高橋・岡本,1969),糸島郡寺山(佐藤,1973),福間町(魚住,1998);2000年以降の記録:福津市津屋崎・福間海岸

MAP
種の概要
殻長40 mm,膨らみの強い蛤形,白色,殻に砂を付着する。本州~九州,東南アジアに分布。
生息環境
  • 海域
補足情報
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