福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

フルイガイ

学名:Semele cordiformis (Holten, 1802)

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 ザルガイ目
科名 アサジガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
博多湾西部には1980年代前半まで多産したが,著しく減少し,生息が稀になっている。周防灘沿岸では,豊前市の干潟で個体群が確認された。全国的に生息地が非常に少なくなっており,本県の生息地は貴重である。
危機要因 海岸開発 水質汚濁
分布情報
今津,地行,残島,西公園,名島(岡本,1956),響灘,博多湾,周防灘(高橋・岡本,1969),加布里湾(魚住・佐藤,1974),北九州市曽根干潟(九州・琉球湿地ネットワーク,1999);豊前市(2013年:口絵写真41),行橋市蓑島漁港(2013年),博多湾西部(2012年)

MAP
種の概要
殻長40 mm,類円形,やや薄質,殻表は布目状で,薄紅色の放射彩がある。房総半島~九州,中国大陸~東南アジア,インド洋,紅海に分布。内湾~湾口部の干潟の岩礫地の砂泥底・砂泥礫底に生息する。
生息環境
  • 河口・干潟
  • 海域
補足情報
Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.