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種の解説

ヤミノニシキ

学名:Volachlamys hirasei (Bavay, 1904)

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 イタヤガイ目
科名 イタヤガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由

県内では有明海沿岸に分布し,1975年前後には非常に多くみられたが,1980年代には少産になっていた。1960年代以前の採集記録も少なく,1970年代には大発生があったとみなされる。近年は大牟田市沖で生息が確認されているが,個体数は少ない。有明海の海洋環境は悪化傾向にあるため,絶滅が危惧される。

危機要因 海岸開発 水質汚濁 産地局限 その他 :覆砂
分布情報

有明海(高橋・岡本,1969),有明海沿岸,柳川地区(佐藤,1975);大牟田市三池沖(2006年)


MAP
種の概要

殻高55 mm,放射肋が無いかごく弱い型をヤミノニシキ(口絵写真36)と呼び,放射肋が明瞭な型をアワジチヒロと呼ぶが,同種である。瀬戸内海,有明海,朝鮮半島,中国大陸沿岸に分布。内湾の低潮帯~水深60 の泥底・砂泥底に生息する。

生息環境
  • 海域
補足情報
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