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種の解説

イタボガキ

学名:Ostrea denselamellosa Lischke, 1869

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改訂版RDB2014概説

画像:いびつな円形で、放射状にしわが寄った貝の殻。表が褐色で、裏が白い。表と裏の写真。
分類群 貝類
目名 カキ目
科名 イタボガキ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由

かつては,県内各地で記録されている。博多湾からも多くの記録があり,小戸と西公園では生息が確認されていた(岡本,1956)。現在,博多湾では非常に古い殻がみられるのみで,絶滅したと考えられる。柳川市沖端漁港では,1999年にタコ壷に付着した複数の新鮮な殻が採集された。他に近年の記録はなく,著しく減少していると考えられる。

危機要因 海岸開発 水質汚濁
分布情報

深江,宮浦,今津,今宿,生松原,小戸,残島,地行,西公園,箱崎,志賀島,神湊,鐘崎,岩屋,青浜(岡本,1956),玄界灘,響灘,博多湾,周防灘,有明海(高橋・岡本,1969),糸島郡寺山(佐藤,1973);柳川市沖端漁港(1999年)


MAP
種の概要

陸奥湾~九州,朝鮮半島,中国大陸,インドネシアに分布。内湾の低潮帯~水深35 の砂礫底に生息。

生息環境
  • 海域
  • 河口・干潟
補足情報
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