ナカヤママイマイ
学名:Satsuma nakayamai Kuroda & Minato, 1975Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 本県の特産種で,香春岳・平尾台周辺にのみ分布する。現在も比較的多くの個体群が確認されているが,生息地は石灰岩採掘,開発や野焼きなどによる環境変化に常にさらされている。石灰岩地周辺の林縁や草地といった2次的な植生に多く生息するが,種の分布域自体が狭いため,生息地保全の取り組みが必要とされる。特に鉱山敷地内の生息地保全は,事業者の協力が必要とされる。 |
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危機要因 | 森林伐採 草地開発 石灰採掘 土地造成 産地局限 その他 :野焼き |
分布情報 |
香春町香春岳(タイプ産地),北九州市小倉南区平尾台(口絵写真30)・市丸・高津尾 MAP |
種の概要 | 殻はやや小型で,円錐形。臍孔は広く,深い。殻表は淡黄褐色,成長線を除き平滑で光沢がある。体層周縁は丸い。外形はシメクチマイマイに似るが,光沢がより強く,殻底は平板で臍孔はより広い。 |
特記事項 | 本県の固有種。 |
生息環境 |
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