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種の解説

イソチドリ

学名:Amathina tricarinata (Linnaeus, 1767)

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 異鰓目
科名 トウガタガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
博多湾,玄界灘,響灘では近年の記録はない。大牟田市沖の潮下帯では,2000~2004年にかけてタイラギ類への共生が確認されている(逸見ほか,2013;逸見泰久,未発表)。本種は1980年代以降,全国的に減少し,生息地が局限的になっている。県内でも有明海以外では,大きく減少したと考えられる。
危機要因 海岸開発 水質汚濁 産地局限 その他 :ホスト(二枚貝類)の減少
分布情報
玄界灘,今津,生松原,小戸,西戸崎,津屋崎,波津(岡本,1956),玄界灘,響灘(高橋・岡本,1969),柳川市沖端漁港(福田,2000),大牟田市沖(逸見ほか,2013)

MAP
種の概要
殻長15 mm,笠形,殻頂は小さく巻き,殻頂から前縁へ3本の太い肋が走る。白色,厚質,褐色の殻皮を被る。本州~九州,中国大陸沿岸に分布。タイラギ,イタボガキなどに着生し,体液を吸う。
生息環境
  • 海域
補足情報
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