種の解説｜福岡県レッドデータブック

ウネムシロ

学名：Hima hiradoensis (Pilsbry, 1904)

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選定理由	県内では宗像市大島，福岡市西区今津，糸島市志摩芥屋・船越で記録されているのみで，もともと分布記録が少なく，近年では今津干潟周辺でのみ確認されている。生息環境の変化によって，絶滅するおそれがある。
危機要因	海岸開発水質汚濁その他：インポセックス
分布情報	船越，今津，大島（岡本，1956），玄界灘，船越（高橋・岡本，1969），糸島郡芥屋（泊，1998）；2000年以降の記録：福岡市今津干潟周辺（口絵写真15） MAP
種の概要	殻長13 mm，クロスジムシロより大型で，明瞭な螺肋と太い縦肋は交わってやや顆粒状になる。北海道～九州，朝鮮半島南部～中国大陸北部に分布。内湾～湾口部の中潮帯の砂泥底に生息する。
生息環境