マルテンスマツムシ
学名:Mitrella martensi (Lischke, 1871)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
										
				
				| 分類群 | 貝類 | 
|---|---|
| 目名 | 新生腹足目 | 
| 科名 | フトコロガイ科 | 
| RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類 | 
| 環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅰ類 | 
| 選定理由 | 博多湾でも記録があるが,現在は確認されていない。近年は,周防灘と有明海で生息が確認されているが,周防灘産は殻が小型で細いタイプである。有明海に多産する殻が大型で太いタイプは,大陸沿岸からの移入である可能性が指摘されている(日本ベントス学会,2012)。周防灘では生息地が限定され,個体数は多くない。有明海では多産する。同属のムギガイ Mitrella bicincta (Gould, 1860)が生息しないような内湾干潟の岩礫地にみられるが,有明海のような岩礫が少ない環境では,海苔ひびやカキ殻などのある場所に生息する。  | 
					
|---|---|
| 危機要因 | 海岸開発 水質汚濁 | 
| 分布情報 | 
																						 地行,西公園,岩屋,黒崎,多々良(岡本,1956),博多湾,有明海,黒埼(高橋・岡本,1969),糸島郡芥屋(泊,1998);2000年以降の記録:豊前市,北九州市曽根干潟,有明海沿岸(口絵写真14) 
																																					MAP  | 
					
| 種の概要 | 殻長20 mm,紡錘形,厚質,外唇内側には歯列を備える。北海道南部~九州,朝鮮半島,中国大陸に分布。  | 
					
| 生息環境 | 
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