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種の解説

コオキナガイ

学名:Laternula (Laternula) impura (Pilsbry, 1901)

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 ネリガイ目
科名 オキナガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
県内では曽根干潟と今津干潟(瑞梅寺川河口)で,生息が確認されている。本種は生息分布が非常に局地的で,生息面積も狭い場合が多く,沖縄島の近年の例(沖縄県文化環境部自然保護課,2005)からも個体群の消滅が起こりやすいと考えられる。曽根干潟・今津干潟は全国的に見ても貴重な生息地で,その保全が望まれる。
危機要因 海岸開発 水質汚濁 産地局限
分布情報
北九州市曽根干潟(九州・琉球湿地ネットワ-ク,1999);福岡市今津干潟(瑞梅寺川河口)

MAP
種の概要
殻長25 mm,殻は薄く微顆粒を備え,後縁は湾曲し尖る。房総半島~南西諸島,朝鮮半島,中国,台湾に分布。内湾奥の干潟中潮帯の泥底・砂泥底に生息する。
生息環境
  • 河口・干潟
補足情報
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