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種の解説

アツカガミ

学名:Dosinia (Asa) biscocta (Reeve, 1850)

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 ザルガイ目
科名 マルスダレガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
周防灘,有明海沿岸から殻が採集されるが,生息は確認されていない。曽根干潟では,合弁死殻が採集されている(山口貝類研究談話会,2002)。本種は国内では過去30年以内の生息記録がなく,国内では絶滅した可能性が高いが,なお調査が必要である。
危機要因 海岸開発 水質汚濁 産地局限
分布情報
蓑島,松江(岡本,1956),周防灘,蓑島(高橋・岡本,1969),北九州市曽根干潟(九州・琉球湿地ネットワーク,1999;山口貝類研究談話会,2002),柳川市沖端川河口(福田,2003)

MAP
種の概要
殻高35 mm,カガミガイに似るが,殻は小型で厚く,後背縁はなで肩で長い。瀬戸内海,有明海,朝鮮半島,中国大陸に分布。内湾干潟の中潮帯以深の砂泥底に生息する。
生息環境
  • 河口・干潟
補足情報
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