カタハガイ
学名:Pseudodon omiensis (Heimburg, 1884)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内の産地は局限的でいずれの産地も個体数が少なく,減少が著しい。河川や水路の改修工事などの環境変化により危機的状況にある。特に柳川市二ツ川では1970年代には多く生息し,現在でも死殻は見つかるが,生貝はここ10年ほど確認されていない(中島淳,未発表)。過度の採集は絶滅の原因となるため,厳重に慎みたい。 |
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危機要因 | 河川開発 水路改修 水質汚濁 農薬使用 乱獲 産地局限 |
分布情報 |
山国川水系,筑後川水系,矢部川水系。大刀洗町春日での古い記録がある(高橋・岡本,1969)。 MAP |
種の概要 | 殻長は60 mm程度。殻表は平滑,偽主歯はあるが後側歯は痕跡的(和名「カタハ:片歯」の由来)で,後背縁に放射状肋がある。愛知県以西の本州,四国,九州に分布。河川や用水路の砂礫~砂泥底に生息する。 |
特記事項 | 県指定希少野生動植物種 |
生息環境 |
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