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種の解説

カタハガイ

学名:Pseudodon omiensis (Heimburg, 1884)

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改訂版RDB2014概説

画像:殻が長卵形で平たく、後背縁に分枝状の放射肋がある貝。カタハガイ。
分類群 貝類
目名 イシガイ目
科名 イシガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
  • 画像:殻が長卵形で平たく、後背縁に分枝状の放射肋がある貝。カタハガイ。
  • 手に持った画像:殻長は60 mm程度。殻表は平滑,偽主歯はあるが後側歯は痕跡的(和名「カタハ:片歯」の由来)で,後背縁に放射状肋がある。愛知県以西の本州,四国,九州に分布。河川や用水路の砂礫~砂泥底に生息する。イシガイ科。カタハガイ。
  • 水中での画像:殻長は60 mm程度。殻表は平滑,偽主歯はあるが後側歯は痕跡的(和名「カタハ:片歯」の由来)で,後背縁に放射状肋がある。愛知県以西の本州,四国,九州に分布。河川や用水路の砂礫~砂泥底に生息する。イシガイ科。カタハガイ。
選定理由

県内の産地は局限的でいずれの産地も個体数が少なく,減少が著しい。河川や水路の改修工事などの環境変化により危機的状況にある。特に柳川市二ツ川では1970年代には多く生息し,現在でも死殻は見つかるが,生貝はここ10年ほど確認されていない(中島淳,未発表)。過度の採集は絶滅の原因となるため,厳重に慎みたい。

危機要因 河川開発 水路改修 水質汚濁 農薬使用 乱獲 産地局限
分布情報

山国川水系,筑後川水系,矢部川水系。大刀洗町春日での古い記録がある(高橋・岡本,1969)。


MAP
種の概要

殻長は60 mm程度。殻表は平滑,偽主歯はあるが後側歯は痕跡的(和名「カタハ:片歯」の由来)で,後背縁に放射状肋がある。愛知県以西の本州,四国,九州に分布。河川や用水路の砂礫~砂泥底に生息する。

特記事項

県指定希少野生動植物種

生息環境
  • 水田・水路
  • 河川
補足情報

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