ビョウブガイ
学名:Trisidos kiyonoi (Kuroda, 1929)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 本種はかつて,博多湾,加布里湾などに多産した。博多湾では1978年まで新鮮な殻の記録がある(口絵写真34)。加布里湾では1980年代後半に消滅したと考えられる。福津市福間海岸では,1974年を最後に消滅したとされる(魚住,1998)。曽根干潟の記録は詳細不明。近年,響灘西部において,新鮮な殻が確認され,生息している可能性が示唆された。いずれにしても,本種の個体群は大きく失われ,絶滅のおそれが高い状況にあるといえる。 |
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危機要因 | 海岸開発 水質汚濁 産地局限 |
分布情報 |
博多湾,今津湾,船越,津屋崎(高橋・岡本,1969),糸島郡寺山(佐藤,1973),福間町(魚住,1998),北九州市曽根干潟(九州・琉球湿地ネットワーク,1999);糸島市福吉港(1984年:佐藤勝義標本) MAP |
種の概要 | 日本では周防灘,響灘,玄界灘,天草沿岸の内湾域に分布するが,2000年代以降,生息が確実に確認されているのは熊本県天草市羊角湾(吉崎・山下,2005)のみである。 |
生息環境 |
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