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種の解説

ケショウギセル

学名:Neophaedusa albela (Minato, 1976)

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 異鰓目
科名 キセルガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
湊(1976)は熊本県からケショウギセルを新種記載した際に,高橋・岡本(1969)が福岡県釈迦岳からMundiphaedusa sp.として記録した種は,ケショウギセルであろうとした。ここではその見解に従った。釈迦岳では,高橋五郎氏によって1969年に1個体が採集されたのみで(岡本,1977b),その後も調査が行われたが,再発見されていない。非常に希少性が高く,絶滅が危惧される。
危機要因 森林伐採 産地局限
分布情報
八女市釈迦岳

MAP
種の概要
殻は小型で,殻長11 mm程度。殻は灰白色,棍棒状。主襞はやや長い。月状襞は長く,ごく短い上腔襞に繋がる。本種は好洞窟性のキセルガイで,石灰岩地帯の石灰洞窟内外に生息することが多いが,非石灰岩地にも分布する。熊本県,宮崎県に分布するが,生息地は10ヵ所に満たない。
生息環境
  • 山地森林
  • その他
補足情報
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