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種の解説

ヤマボタル

学名:Cochlicopa lubrica (M?ller, 1774)

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改訂版RDB2014概説

画像:黄褐色で蛹形の殻を持つ貝。ヤマボタル。
分類群 貝類
目名 異鰓目
科名 ヤマボタル科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
  • 画像:黄褐色で蛹形の殻を持つ貝。ヤマボタル。
  • 枯葉の上の画像:ヤマボタルは北方系種であり,北半球の亜寒帯から冷温帯に広く分布する。我国では現生種は関東以北に広く分布するが,更新世には広島県,山口県,鹿児島県,沖縄県にも分布した。分子生物学的研究によれば本県のヤマボタルは,朝鮮半島から九州に入り,琉球列島,伊豆諸島,東北地方に分布した集団の遺存個体群と考えられる。ヤマボタル科。ヤマボタル。
  • 枯葉の上の画像:黄褐色で蛹形の殻を持つ貝。ヤマボタル。
選定理由

現生種は関東以西では本県が唯一の産地である。県内の産地は局限されている上に,個体群の遺伝的多様性が極めて低い。このために,環境の変化によって一挙に絶滅する危険性がある。

危機要因 森林伐採 農薬使用 産地局限
分布情報

糸島市(口絵写真25)


MAP
種の概要

ヤマボタルは北方系種であり,北半球の亜寒帯から冷温帯に広く分布する。我国では現生種は関東以北に広く分布するが,更新世には広島県,山口県,鹿児島県,沖縄県にも分布した。分子生物学的研究によれば本県のヤマボタルは,朝鮮半島から九州に入り,琉球列島,伊豆諸島,東北地方に分布した集団の遺存個体群と考えられる。

特記事項

県指定希少野生動植物種

生息環境
  • 海岸
  • 低地森林
補足情報

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