ヤマボタル
学名:Cochlicopa lubrica (M?ller, 1774)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 現生種は関東以西では本県が唯一の産地である。県内の産地は局限されている上に,個体群の遺伝的多様性が極めて低い。このために,環境の変化によって一挙に絶滅する危険性がある。 |
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危機要因 | 森林伐採 農薬使用 産地局限 |
分布情報 |
糸島市(口絵写真25) MAP |
種の概要 | ヤマボタルは北方系種であり,北半球の亜寒帯から冷温帯に広く分布する。我国では現生種は関東以北に広く分布するが,更新世には広島県,山口県,鹿児島県,沖縄県にも分布した。分子生物学的研究によれば本県のヤマボタルは,朝鮮半島から九州に入り,琉球列島,伊豆諸島,東北地方に分布した集団の遺存個体群と考えられる。 |
特記事項 | 県指定希少野生動植物種 |
生息環境 |
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