オオクリイロカワザンショウ
学名:Angustassiminea kyushuensis S. & T. Habe, 1983Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 貝類 |
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目名 | 新生腹足目 |
科名 | カワザンショウ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧ⅠA類 |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧Ⅰ類 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅰ類 |
選定理由 | 遠賀川の支流・西川をタイプ産地とする種で,現在も西川とその支流・吉原川の葦原や堤防で生息が確認されている。生息範囲は極めて狭いが,ある程度の個体数が維持されており,国土交通省の葦原再生地点での個体群の定着も確認されている。県内有明海沿岸の河口域にも分布するが,生息密度はごく低い。生息地が極めて局限的であるため,保護地域の策定などが望まれる。宗像市釣川河口からも記録があるが,著者らは標本を未確認。 |
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危機要因 | 河川開発 湿地開発 水質汚濁 産地局限 その他 :葦原の野焼き |
分布情報 |
遠賀川支流西川(タイプ産地:S. Habe & T. Habe, 1983),遠賀川支流西川,吉原川,有明海奥部(福岡県)(日本ベントス学会,2012);宗像市釣川河口(1972年:魚住賢司採集),筑後川河口,沖端川河口,矢部川河口
MAP |
種の概要 | 殻長7.5 mm。遠賀川水系河口域,有明海奥部,朝鮮半島南岸~西岸に分布する。 |
生息環境 |
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