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種の解説

カタヤマガイ

学名:Oncomelania hupensis nosophora (Robson, 1915)

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改訂版RDB2014概説

画像:巻きが8階の栗褐色のカタヤマガイの写真と、宮入貝供養碑の写真。
分類群 貝類
目名 新生腹足目
科名 イツマデガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅
RDB2001カテゴリー 絶滅
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由

かつては筑後川流域の水田などに生息し,日本住血吸虫の中間宿主として恐れられていた。本県では1950年より撲滅対策が開始され,薬品による駆除,水路・農地・河川敷の整備などにより,1983年に久留米市宮ノ陣で2個体が確認されたのを最後に記録がない。関係自治体,筑後川流域宮入貝撲滅対策連絡協議会などによる1990年から1999年までの10年間に及ぶモニタリング調査においても生息は確認されていない。別名ミヤイリガイ。

分布情報

県外は千葉県,山梨県を除き絶滅。県内はかつて久留米市,小郡市,大刀洗町,朝倉市(旧甘木市)など。


MAP
生息環境
  • 水田・水路
  • 湿原・池
  • 河川
補足情報

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