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種の解説

ベニシタバ

学名:Catocala electa (Vieweg, 1790)

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改訂版RDB2014概説

画像:前翅が灰色で樹皮状の斑紋があり、後翅が桃赤色、黒色横帯と中央に鉤状の黒色斑があるチョウ。ベニシタバ。
分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 ヤガ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由

県内では1970年代まで記録が多かったが,その後の記録は激減している。近年の山の乾燥化によって食餌植物のヤナギ類が減少し,さらに成虫が樹液を吸汁する樹木も減少している。

危機要因 森林伐採 植生変化 その他 :山地の乾燥化によるヤナギ類の減少
分布情報

福岡市脊振山,糸島市雷山,添田町英彦山,北九州市大蔵,久留米市高良山,八女市熊渡山,釈迦岳


MAP
種の概要

九州の山地帯に生息する。九重・阿蘇の記録は多いが,他産地の記録は少ない。成虫は,年1回8~9月に出現する。クヌギなどの樹液を吸いに集まる。幼虫はヤナギ類を食べる。

生息環境
  • 山地森林
補足情報
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