スジモンフユシャク
学名:Alsophiloides acroama (Inoue, 1944)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 昆虫類 |
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目名 | チョウ目 |
科名 | シャクガ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
選定理由 | 幼虫の食餌植物であるモミの森林がおそらく酸性雨などにより減少し,これが本種の減少の要因と考えられる。分布は局所的であるが生息地では比較的個体数が多い。フユシャクの仲間は雌の翅が退化して飛翔出来ないため生息地の減少や分断は種の存続にかかわる。 |
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危機要因 | 大気汚染 気候変動 :温暖化 植生変化 |
分布情報 |
筑紫野市宝満山
MAP |
種の概要 | 国内では本州,九州に分布。北部九州の他県の産地は,佐賀・長崎県境の多良岳周辺が知られている。幼虫はモミ,ツガなどの針葉樹を食す。成虫は2~3月に出現する。雌には翅がなく飛翔できないため,一旦生息地で絶滅するとその産地が復活することがない。 |
生息環境 |
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