福岡県レッドデータブック

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種の解説

クモガタヒョウモン

学名:Nephargynnis anadyomene (C. Felder et R. Felder, 1862)

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改訂版RDB2014概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 タテハチョウ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
1902年に北九州(企救郡)で採集された記録が本県最初の記録である。1930~40年代には県内各地で多くの記録があった。しかし1970年代から報告が急減し,1990年代からはその記録もほとんどなくなった。しかし,森林性のためか,現在は犬鳴山,脊振山地,英彦山地など少ないながらその姿をみられる場所も点在している。日本産蝶類都道府県別レッドリスト(三訂版)(2009)でも「絶滅危惧Ⅱ類」とされている。
危機要因 森林伐採
分布情報
福岡市(油山,脊振山,糸島半島),若杉山,犬鳴山,宝満山,北九州市,旧浮羽郡,旧星野村,英彦山,求菩提山,豊前市など

MAP
種の概要
スミレ科のタチツボスミレを主な食餌植物とする。成虫は5月頃からみられるが,盛夏には夏眠する。
生息環境
  • 山地森林
補足情報

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