福岡県レッドデータブック

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種の解説

オオウラギンスジヒョウモン

学名:Argyronome ruslana (Motschulsky, 1866)

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改訂版RDB2014概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 タテハチョウ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
1893年に採集された記録が本県最初の記録である。1930年代には福岡市,北九州市などで多くの記録があり,その後も1970年代までは局地的ながら県内全域で連続的に記録があった。しかし1980年代からは正式の記録がほとんどない。日本産蝶類都道府県別レッドリスト(三訂版)(2009)でも「絶滅危惧Ⅱ類」とされている。
危機要因 森林伐採 土地造成 管理放棄 遷移進行 植生変化
分布情報
脊振山脈の佐賀県側では毎年観察されており,本県側でも散発的な観察例がある。

MAP
種の概要
山地森林性であり,これがオオウラギンヒョウモンなどより衰亡傾向を弱めている原因の一つと考えられる。山地森林性のため個体数は僅少ながらも発生は安定していると考えられる。
生息環境
  • 山地森林
補足情報

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