福岡県レッドデータブック

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種の解説

メスアカミドリシジミ

学名:Chrysozephyrus smaragdinus (Bremer, 1861)

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改訂版RDB2014概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 シジミチョウ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
選定理由

1915年に英彦山で採集されたのが,本県最初の記録である。1970年代までは安定した発生がみられていたが,その後激減し,2006年には多数の卵が観察されたものの,一時的な発生に終った。生息地の乾燥化が減少の大きな要因だと考えられる。産地は英彦山地に限られている。日本産蝶類都道府県別レッドリスト(三訂版)(2009)でも「絶滅危惧Ⅱ類」とされている。

危機要因 森林伐採 道路工事 シカ増加
分布情報

添田町,経読林道(みやこ町~豊前市)


MAP
種の概要

バラ科サクラ属のヤマザクラ,ソメイヨシノ,マメザクラなどが食餌植物で,標高700以上の温帯落葉広葉樹に生息する。

生息環境
  • 山地森林
補足情報

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