ツマグロキチョウ
学名:Eurema laeta (Boisduval, 1836)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 1902年に北九州市で採集された記録が本県最初の記録である。1950~70年代は県内全域で普通にみられ,たとえば福岡市内の空き地,河川敷などでしばしば豊産した。しかし,1980年代から明らかに減少しはじめ,90年代には正式の記録が急減した。食餌植物であるカワラケツメイの壊滅的減少と本種の衰亡は連動していると考えられる。日本産蝶類都道府県別レッドリスト(三訂版)(2009)でも「絶滅危惧Ⅱ類」とされている。 |
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危機要因 | 土地造成 遷移進行 |
分布情報 |
福岡市,北九州市およびその近郊から久留米市,英彦山,八女市矢部村など県内全域から記録があるが,いずれの地でも発生地の縮小,スポット状化,あるいは消滅がみられる。 MAP |
種の概要 | 2007年以降,愛知県をはじめ,岐阜,静岡各県でカワラケツメイと同属の外来植物アレチケツメイChamaecrista nictitansで普通に発生しているという。 |
生息環境 |
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