オオミノガ
学名:Eumeta variegata (Snellen, 1879)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 昆虫類 |
---|---|
目名 | チョウ目 |
科名 | ミノガ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
選定理由 | 幼虫が各種樹木の葉を摂食する多食性で,鳥などの天敵が少ない市街地や村落などに1955年までは極めて普通で,冬季の枯れ枝先の休眠幼虫は冬の風物詩とまでいわれた。しかし,1955年に日本各地で確認された外来種と思われるオオミノガヤドリバエの寄生によって関東北部,四国南部を除いてほとんど絶滅状態になった。しかし,両種の特殊な分散,寄主探索能力,寄生関係によって現在でも本種のごく少数の集団が県内各地で時折観察され,完全な絶滅には至らない。 |
---|---|
危機要因 | 捕食者侵入 :寄生捕食者進入(オオミノガヤドリバエ) |
分布情報 |
各地(現状では散発的に県内で発生するが,間もなく寄生で消失する)
|
種の概要 | 年1化,老熟幼虫越冬,6月頃羽化,雌は無翅無脚でミノ内に留まる。幼虫はバルーニングで拡散する。 |
生息環境 |
|